『思想初心者の館』「13時間目」普遍的価値と対決!



 思想初心者のための解説「13時間目」を始めます。

 今回の講義は、普遍的価値と対決することを考えてみます。


 前回までの講義で、自由・民主主義・基本的人権・法の支配・市場経済という普遍的価値について考えてきました。それで、普遍的価値って、実は普遍的価値じゃなくね(笑)? ということを述べてしまったわけです。


 おや、誰か来たようだ・・・。

 う、うわっ。やめろ。俺は無実だ。バキッ、ボキッ。


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 ・

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 大変、失礼いたしました。

 自由・民主主義・基本的人権・法の支配・市場経済は、すべて普遍的価値です。間違いありません。マチガイアリマ......。

 .........なんてね。



 ええとですねぇ、はっきり言っておくと、普遍的価値を掲げるというのは、人間性に対する最大限の侮蔑の一つなのですよ。人間ってのは、そんなに単純なものじゃないわけですよ。

 ある種の肯定的な価値観であっても、それを普遍的価値にまで高めてしまうと、それを利用して悪を行えてしまえるわけです。例えば、基本的人権などを利用して、働かずに生活保護にありつくとかですね。

 ですから、これらの普遍的価値(笑)と対決する必要があると思うわけです。具体的には、どうすれば良いのでしょうか?

 それは各人がそれぞれ考えてみてくださいと言いたいところですが、一つのヒントになるかもしれない言葉を提示しておきます。

 それは、「国家」という言葉です。人類が生み出した「国家」というものを考えることで、世の中の仕組みが少し分かるかもしれませんよ?

 普遍的価値と呼ばれている思想がいかがわしいものであるなら、(7時間目の講義で少し触れましたが)身近な思想から学んでいくという方法があるのです。

 ここの文章は、日本語で書かれています。ですから、ここの文章を読んで下さっている方々は、十中八九、日本人だと思うわけです。日本人にとって身近な思想とは? それは、日本という「国家」に関わる思想ではないでしょうか? それゆえ、「国家」について考えることが、一つの方法になるかもしれないのです。



【補習】

 身近な思想から学んでいくという方法があります。それでは、逆転の発想として、疎遠な思想から学んでいくという方法もあります。

 う~ん、日本人にとって、最も疎遠な思想って何だろう? 疎遠な思想って、疎遠だから思いつかないんじゃないかなぁ?

 ちなみに、疎遠でなくても良いなら、世の中には数多くの思想があるわけです。それら個々の思想について興味があるなら、専門の本が出ているでしょうから、それらを参照してみてください。






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