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『15時間目 日本思想』

 
 思想初心者のための解説「15時間目」を始めます。
 今回の講義は、日本思想についてです。

 

 「日本」の読み方は、「にっぽん」でも「にほん」でも良いのだ! ちなみに、『日本式論』の読み方は「にほんしきろん」です。
 日本は、日本列島および周辺の島々を領土とする国家です。日本列島における人類の歴史は、約10万年前以前ないし約3万年前から始まったと考えられています。土器については、遅くとも1万5千年前には使われていたと考えられています。
 伝説上の日本の建国は紀元前660年、神武天皇の即位によります。歴史上での日本国家の成立は、7世紀後半から8世紀初頭にかけてだと考えられています。

 日本の思想の特色は、土着の信仰を含めた広い意味での神道、および日本化した仏教と儒教が考えられます。それらを基にして、武士道や芸道などが日本独自の様式を魅せています。これらについて、個別に簡単に説明してみます。

 

<神道>
 神道は、天皇を祭祀とし、日本固有の神々を崇拝する信仰名です。日本土着の民族的な信仰を加えて広くとらえる場合もあります。無土器文化や縄文時代の信仰を基盤とし、稲作文化の伝来に伴って多様化した神々の神話を統合することによって誕生しました。
 神道では、自然も人間も神々から生まれたと考えられています。神道は、あらゆる万物自然は神々であるという八百万神を信仰する道です。神道の大きな特色は、自然崇拝と祖先崇拝です。この神道を基盤として、日本は外来の文化を柔軟に取り入れてきたのです。

 

<仏教>
 仏教は、釈迦[仏陀] (前463~前383、または前565~前485)を開祖とする宗教です。
 仏教が日本へ伝わったのは、朝鮮三国時代の百済からです。飛鳥時代には、朝鮮半島の影響を受けながら次第に国家仏教の形を整えていきました。奈良時代には、南都六宗と呼ばれる学問仏教が整備され、国分寺や東大寺大仏などに代表される国家護持の方向が明確化されました。平安時代には、最澄が天台宗を、空海が真言宗を開き、仏教の普及につとめました。鎌倉時代には、鎌倉新仏教と呼ばれる仏教運動がおこり、法然・親鸞らの浄土教、栄西・道元などの禅、日蓮の法華信仰などが宗派として定着しました。その後も日本の仏教は、独自の発展を遂げていき、現在に至るまで大きな影響を及ぼしています。

 

<儒教>
 儒教は、孔子(前552~前479)を祖とし、道徳的・宗教的意味を持った社会的教説のことです。
 日本における儒教の受容は古代にさかのぼります。古代から中世にかけて儒教は、教養として貴族層によって、あるいは禅儒一致の立場から禅僧によって学ばれてきました。
 ただし、儒教が庶民にまで浸透するのは、徳川幕府成立にともなう江戸時代からとなります。儒教は武家政権によって庇護され、民衆の道徳的教化の役割を担いました。近世の日本儒教は、武家や町人や農民などの様々な階層の出身者によって展開されていきました。

 

<武士道>
 武士道は、日本の武士階級に由来する思想です。日本史において、武士階級が政治上の実権を掌握した期間はおよそ600年の長きに渡ります。
 武士の思想は時代とともに変遷していますが、大きく分けると、鎌倉時代に始まる戦場における主従関係を基にしたものと、江戸時代の天下太平における儒教の聖人の道に基づいたものに分類できます。前者は、献身奉公としての武者の習いであり、後者は武士を為政者とする士道(儒教的武士道)です。

 

<芸道>
 芸道とは、芸能・技芸を日本独自の形で体系化したものを言います。
 伝統の上に立ち、広く技術を伝承する分野において芸の道が現れます。そこでは芸の修行が思想を生み、日常生活の場において如何に生かし、自身と芸を高めていくかということが問題となります。

 


【補習】
 日本の思想についてさらに踏み込む場合は、『日本式 正道論』『日本式 自由論』『日本式 言葉論』『日本式 経済論』などを参照してみてください。

 

 

 

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