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『非「保守主義」者であることについて』

 保守主義や保守思想について、色々と参照した上で考察してきました。
 私は日本人であり、日本の文化に愛着を覚えます。そして、他国の文化にも興味を惹かれます。例えば、三国志が好きだったり、西欧のクラシックが好きだったりもするわけです。
 思想においても、日本人がどのような思想に惹かれるかは、様々な傾向がありえます。私自身は、様々な思想を比較検討した結果、やはり日本の思想を自分の生き方にしています。
 しかし、日本人でありながらも、古代ギリシャの思想に惹かれる人もいますし、古代中国の四書五経の思想や老荘思想に惹かれる人もいるわけです。ですから、日本人でイギリス流の保守思想に惹かれて、自分の生き方として保守主義を選ぶ人がいても良いわけです。
 人間は、各人がそれぞれ、自分の思想を選びながら生きているのです。そのため、各人は思想の違いによってぶつかり合うことが往々にしてあるのです。
 私は、(1)明確に論理的な間違いを指摘できる場合、(2)公的に背いた私的な欲望に基づいている場合、(3)原理主義的な場合、などを除いて、他者の思想に安易に反対するつもりはありません。よって、私は反「保守主義」者ではありません。
 しかし、私の思想は日本の思想であり、私の思想は保守主義と呼ばれるものではありません。よって、私は非「保守主義」者になります。
 上記の (1)~(3)のいずれかの理由が当てはまる思想に対しては、私は反「●●主義」者になります。その●●主義者に対しては、私は端的に敵対します。しかし、私自身が非「○○主義」者である場合、その○○主義者とは、できれば友達になりたいと考えています。自身の立脚する思想は、異なる他の思想と比較検討することで、より善いものになると考えているからです。

 

【補足説明】

 私が反●●主義者と言う場合、それは反「●●主義」者という意味であり、「反●●」主義者という意味ではありません。反「●●主義」者とは、単に「●●主義」に反対していますよ、という立場のことです。「反●●」主義者とは、●●に反対することを主義にしていますよ、という立場のことです。
 言うまでもありませんが、非○○主義者の場合も同様です。

 

 

 

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