『天邪鬼辞典』「ま~も」



≪ま≫

【魔法】

 科学の別名。



≪み≫

【民主主義】

 数が多い方が正しいという、ひとかけらの理性をもかなぐり捨てた恥知らずな思想。数の暴力は暴力ではないと言い切った国家が採用する政治形態でもある。



≪む≫

【無】

 デカルトが述べた「哲学の第一原理」は、むしろ「哲学の第零原理」と呼ばれるべきものである。そういった意味で、西田幾多郎の「無の場所」は参照に値する。

 ここの無の妙味が分からぬものは、安易にデカルトや西田幾多郎を批判するが、それらが的外れであることは言うまでもない。

 私はコーヒーを眠気覚ましとして考えており、微妙な味の違いは分からない。だからといって、コーヒー愛好家に向かって、「コーヒーなんて眠気覚ましのための濁った苦いだけの液体だ」などと野蛮で下品なことを言うつもりはない。

 評論家を気取った愚か者には、このような野蛮で下品なことを恥ずかしげもなく言う者が多い。恥ずかしいので止めた方がよいと、天邪鬼ながら忠告させていただく。



≪め≫

【メタ倫理学】

 倫理学的な善さの構造を探究することが、倫理的な悪になりうるという笑い話。



≪も≫

【妄想】

 根拠のない想像のこと。

 妄想することが気分転換になり、それによって現実をよりよく生きることができたとしよう。これを妄想人生と呼ぶなら、この概念は賞賛されるべきなのか非難されるべきなのか、判断に苦しむところではある。





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