『天邪鬼辞典』「ら~ろ」



≪ら≫

【ライオン】

 獣の中で最強というわけでもないのに、百獣の王と呼ばれている。

 百獣の皇帝ではなく、百獣の王なので、それほど責めるのはかわいそうである。



≪り≫

【理性】

 人類の歴史が進むにつれて段々と地位が落ちてきている気がする概念。

 近年の叩かれ具合はさすがに可哀想なので、天邪鬼といえども擁護したくなるほどである。理性、ファイト!



≪る≫

【ルール】

 きまりごとのこと。「ルールのルールとは何か」と問うと、とんでもなくめんどうくさいことになるので、できれば考えない方がよいと天邪鬼ながら忠告させていただく。



≪れ≫

【霊魂】

 肉体とは別の実体として、肉体の死滅後も存続すると考えられている非物質的な存在のこと。まったく同じ「眼」の構造が複数ありながら、なぜかその内の一つしか「現実」に見ることができないということによって存在が現れる。

 その眼の相違を科学的に明らかにすることは不可能であるため、科学では原理的に解明することができない。



≪ろ≫

【論理】

 矛盾していないと見なしたことの集まりの連鎖。

 思考においては、何を矛盾として思考可能性から排除するかという操作が為されている。その操作の如何によって、無数の論理空間が現れてくるのだ。

 例えば、ここでは天邪鬼論理が展開されているのかもしれないよ。






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