『天邪鬼辞典』「た~と」



≪た≫

【戦い】

 戦いを避けては通れないときがある。

 たとえ、天邪鬼だとしても。



≪ち≫

【血のつながり】

 親子には血のつながりがあると言われるが、血液型が合わない場合は血のつながりがあっても輸血すると死んでしまうので要注意である。そうであるなら、血のつながりには何の意味があるのであろうか?



≪つ≫

【罪の意識】

 『悪魔の辞典』には、「無分別なことをしでかしてしまったことを、世間に知られている者の心の状態。自分の行為の跡を隠しおおせた者の気持とは区別される」という記述がある。『悪魔の辞典』と銘打っているわりに、あまり悪魔的ではないのが笑いを誘う。

 悪魔的に定義するなら、「世間に知られていないような事態に備え、自分に対する抑止効果として他人に植え付けておくべき心的作用。もちろん自分にとっては不必要なものであることは言うまでもない」というレベルには達していてほしいものだ。おそらく作者は、罪の意識があってそこまでは書けなかったのであろう。



≪て≫

【哲学】

 どこからともなく始まり、どこかへ行きつく人間の営為。多くの方法論からなり、多くの経路がある。

 まともな人間が彷徨いこんでは、人生をめちゃくちゃにされてしまう恐るべき概念でもある。天邪鬼ながら忠告させていただくなら、触らぬ神に祟りなしである。



≪と≫

【投票】

 民主主義を採用している国によっては、行為に対する責任が発生しないという恐るべき行為。民主主義という恐るべき制度を採用していない国の民から見れば、まさに狂気の沙汰である。

 責任が発生しないということで、小賢しい者たちはそれを大いに悪用するのである。簡単に言うと、自分の投票結果がおぞましい事態を招いたとしても、まったく反省しないという人間とは思えぬ所業を繰り広げるのだ。

 しかし、驚くべきことに、当のご本人たちは悪用だと思ってすらいないことが多いのだ。天邪鬼もびっくりである。この間そのことを友達の悪魔に話したら、さすがの悪魔も人間の残酷さに怯えていた。怖がらせるようなことを言ってしまって、天邪鬼は反省している次第である。






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