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政治制度論『日本の政治』

 

 日本の政治について考えてみます。
 日本の政治は、日本史に根ざした政体によって行われてきました。日本の政体は、神道・仏道(仏教)・儒道(儒教)という三道の一致の上に築かれてきました。

11_01.bmp [図1] 神道と仏道と儒道の三道一致


 政治における三道は、神道は天皇の道を、仏道は衆生の道を、儒道は聖人の道を指し示しています。この三つの道の調和において、日本人の政道は行われてきたのです。
 西欧の政治制度に当てはめれば、神道は君主制に、仏道は民衆制に、儒道は貴族制に類似性があると言えるかもしれません。その三つの制度の調和が政治に安定をもたらすのですから、西洋で言う混合政体が日本の政治制度となります。

11_03.bmp [図2] 混合政体としての日本の政道

 天皇の道と、衆生の道と、聖人の道は、それぞれの特徴を踏まえた上で交じり合います。皇道・易行道・王道の交差と言い換えることも可能です。もし、これらの一つだけしか日本になかったならば、日本史の安定性は大きく崩れていたと思われます。日本は和の国だと言われるように、それぞれの道が交じり合い、調和し合った上で、秩序を保って成り立つのです。

 

 

 

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