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第二部『第一章 西洋式「自由」論』

【目次】

 

『第一章 西洋式「自由」論』

 西洋における自由は、一言で表すと「制限の不在」という意味の言葉になります。
 その歴史をさかのぼると、古くはギリシア語のeleutheria(エレウテリアー)やラテン語のlibertas (リーベルタース)を見つけることができます。その後、キリスト教における自由意志の問題を経て、近代的自由と呼ばれる考え方に到達します。その自由は、英語で言えば「Liberty」と「freedom」、フランス語では「Liberté」、ドイツ語では「Freiheit」として論じられています。freeはゲルマン語系であり、英語はラテン語とゲルマン語の両方の流れを汲んでいるので二つの語があるわけです。
 西欧哲学の伝統では、自由についての数多くの哲学的思索が展開されています。その中には、自由が称賛語として論じられている場合が多々あります。そのとき、儒教における中庸の思想に馴染んだ日本人なら違和感を覚えます。状況や条件から、どのような制限が必要かどうかを検討することが重要なのであり、単にある制限が不在であるということだけでは中庸を外れてしまいます。中庸を外れている概念が、称賛語として肯定されていることは異様に思えます。
 また、それぞれの哲学者が語る自由についての、いわゆる哲学的定義はバラバラです。それらの無秩序な自由の定義から、自由一般を論じることはほとんど不可能です。ですから必要な作業は、西欧哲学における自由の代表的論者の言い分を個別に検討し、それらを一つずつ判定していくことです。西洋古代の自由についての考え方、キリスト教における自由意志の問題、西洋近代哲学における自由論を見ていき、それらが妥当であるかどうかを判断していきます。

 

 

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