Mr.Chilren「マシンガンをぶっ放せ」について

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 Mr.Childrenの12枚目のシングル「マシンガンをぶっ放せ -Mr.Children Bootleg-」は、歌詞がなかなかに過激です。

 その過激さに惑わされずに、その歌詞の意味をよくよく考えてみるのも楽しいかもしれませんよ。


 やがて来る"死の存在"に目を背け過ごすけど
 残念ですが僕が生きている事に意味はない
 愛せよ目の前の不条理を


 いいですね。突っ走ってますね。恰好良いですね。

 〈僕が生きている事に意味はない〉と歌っているわけですが、「意味はない」とは、どういう意味でしょうか?

 意味はないことの意味を問うているわけです。

 哲学的でしょ?

 まず、「意味はない」ということは、たぶん「訳が分からない」ということとは違う気がしませんか?

 「意味はない」ということは、「意味がある」ことではない、ということです。

 ですから、「意味がある」ということが分かっていないと、「意味はない」とは言えないように思うわけです。

 ということは、何かについて「意味がある」と思っていて、その何かを利用して「意味はない」と言っていることになるわけです。

 ですから、そこには、その人が何をもって「意味がある」と考えているのかという思想が隠されているのです。

 そこに踏み込んでいくのは、なかなに危険で、興味深いことなのですよ?


 ということで、歌詞について色々と考えることができるわけです。

 他にも、


 良識を重んじてる善人がもはや罪だよ


 とか、この一文でどれだけのことが語れることか。

 ちょっと考えてみることも、楽しいかもしれませんよ。


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