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『続・近代の超克』

 

 大東亜戦争の最中、「近代の超克」という座談会が開かれました。
 そこで提起された問題意識について、戦後の知識人は満足に応えてきたとは言い難いのです。「近代の超克」に対し、否定的な評価を下す論者にいたっては、ありありと愚劣さを晒しているというのが実情です。
 「近代の超克」の問題意識を引き継ぐことは、非常に重要なことだと私には思われるのです。ですから、私なりに勝手に論じることにしました。勝手な一個人による、勝手な引き継ぎ作業、ここに開陳。


【目次】

[序論]
 「近代の超克」について

[第一部 「近代の超克」の検討 ]
 第一章 亀井勝一郎『現代精神に関する覚書』の検討
 第二章 西谷啓治『「近代の超克」私論』の検討
 第三章 諸井三郎『吾々の立場から』の検討
 第四章 吉満義彦『近代超克の神学的根拠』の検討
 第五章 林房雄『勤王の心』の検討
 第六章 下村寅太郎『近代の超克の方向』の検討
 第七章 津村秀夫『何を破るべきか』の検討
 第八章 三好達治『略記』の検討
 第九章 菊池正士『科学の超克について』の検討
 第十章 中村光夫『「近代」への疑惑』の検討
 第十一章 河上徹太郎『「近代の超克」結語』の検討

 第十二章 座談会の検討

 第十三章 竹内好『近代の超克』の検討

 第十四章 保田与重郎『近代の終焉』の検討

[第二部 「近代を超克すること」についての考察 ]

 第一章 近代を超克するということ

 第二章 対デモクラシー(民主主義、民衆政治)

 第三章 対リベラリズム(自由主義)

 第四章 対キャピタリズム(資本主義)
  第一節 マルクス検討
  第二節 ウェーバー検討
  第三節 ケインズ検討
  第四節 シュンペーター検討
  第五節 高橋是清の検討

 第五章  対近代の思想(進歩主義)

[終論]
 「近代の超克」後の世界において


  

 

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