藤井聡さんの『列島強靱化論 日本復活五カ年計画』(文春新書)を読みました。
まずは、「第一章 「巨大地震」は、すぐまた起こる」だけでも読んでください。これからの日本にとって、震災対策が急務であることが分かります。これだけの判断材料がありながら、「コンクリーとから人へ」というふざけた考えで防衛費を減らしてきたのですから、現代日本人は何を考えているのでしょうか。
本書で示されている危機意識と、その対処法は、これからの日本の大きな指針となるでしょう。列島の強靱化へと日本人が向かうことを期待します。
ちなみに、著者である藤井聡さんとは、二度ほどお酒のんでお話しさせていただいたことがあります。一度目は、九州発言者塾で講演に来た三次会です。二度目は、京都表現者塾の三次会です。私みたいな素人とも、真剣に意見を交わしていただきました。信頼できる人物です。これからの著作にも期待しています。
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