東谷暁さんの『経済学者の栄光と敗北』は、ケインズ以降の有名経済学者の経済思想が簡潔にまとめられていて面白くてためになります。
経済学って、他の学問に比べてかなり酷い論理と成果して出せていないですよね。例えば政治学なら、第二次世界大戦後は民主主義万歳の愚論が跋扈していますが、それを批判するための政治論理は既に過去の偉大な思想家によって用意されているわけです。ですが、経済学の場合、市場経済への懐疑的批判といった点で参照に値する人物などが非常に少ないわけです。重要な人物としては、ケインズとか、ポランニーやミンスキーとかですね。さすがにマルクスもってきてもどうにもなりませんしね・・・。
本著では、14名の経済学者の人生と理論が適切に紹介されていますので、今後読んでみたい人物と、読まなくてもいっかと思った人物が分かってよかったです。
経済学って、他の学問に比べてかなり酷い論理と成果して出せていないですよね。例えば政治学なら、第二次世界大戦後は民主主義万歳の愚論が跋扈していますが、それを批判するための政治論理は既に過去の偉大な思想家によって用意されているわけです。ですが、経済学の場合、市場経済への懐疑的批判といった点で参照に値する人物などが非常に少ないわけです。重要な人物としては、ケインズとか、ポランニーやミンスキーとかですね。さすがにマルクスもってきてもどうにもなりませんしね・・・。
本著では、14名の経済学者の人生と理論が適切に紹介されていますので、今後読んでみたい人物と、読まなくてもいっかと思った人物が分かってよかったです。
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