『内生的貨幣供給理論の再構築(日本経済評論社)』内藤敦之

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 本書では、経済学におけるポストケインジアンの内生的貨幣供給理論について、丁寧にまとめられています。
 内生的貨幣供給について論じている本は、あまりないので参考になります。歴史的な理論の展開などが丁寧に記述され、著者の言葉使いも慎重さが見られているので、安心して読むことができました。
 内生的貨幣供給を説く各論者の言葉を紹介しながら、著者がそれらを良く理解して記述に配慮が行き届いています。こういった海外の情報を日本で日本語で読めるのって、たいへんありがたいことですよね。

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