『道士郎でござる』のワイド版の第参巻です。
本巻も格好良い人物たちがいっぱいです。外道もいっぱいですけど(笑)
健助「テメーはやっちゃいけねー事をやった。
何が弱ぇーだ、このヤロー。
今わかったぜ、バカヤローが。
俺は強え。
今わかったぜ、俺はオメーなんかより絶対強ぇ!!
テメーはやっちゃいけねー事をしやがった!!
小せーーよ!!テメーー随分小さく見えるぜ、クソ野郎!!!!
」
→ さすが健助です。殿です。 格好良すぎです。
道士郎「 武士とは、己の名を呼ぶ者に答える者。 」
→ うむ。
エリタン「オマエのがヤバソーなんだよ!わかったか!?」
道士郎「まったくわからん。健助殿は呼んだ。拙者は行く。」
エリタン「なんでだよ?」
道士郎「
それが武士というものだ。
」
→ うむ。
佐藤心の声「その一度はやられるつもりが、度胸なんスよねーー」
→ 佐藤はけっこう良いキャラですよね。
こういった小物が見せる勇気や理解って、ぐっときますよね。
キノコ君「確かに僕は意気地無しで、弱い人間だったけど、
自分を救ってくれた人の役に立てないなら・・・
死んだ方がマシだと思うんだよ。
」
→ 一見して弱そうな人物が見せる勇気。
ここに人間の偉大さがあるのです。
このキノコ君を見よ!
健助「オハヨーー」
エリタン「オス・・・」
健助「携帯持ってるよね?」
エリタン「うん。」
健助「教えてよ。」
エリタン「
いいよ。
」
→ ここまでの流れが秀逸です。
やはり、女の子の笑顔を見るために、男の子は頑張るのです。
本巻も面白かったです。次巻で終わりですね。続編とかないのかなぁ・・・。
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