『精神と自然(ちくま学芸文庫)』ヘルマン・ワイル

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 ドイツの天才数学者であるヘルマン・ワイルの講演録です。ワイルは数学者ですが、物理学や哲学など広い学問知識を有しており、その言葉には魅力があります。
 特に興味深いのは『開かれた世界』でしょう。そこでは、ワイルによる「数学」・「神への真の愛」・「世界」についての定義を知ることができます。その定義を見ると、やっぱり数学者だなぁという感想を抱きますね。
 本書の題名にもなっている『精神と自然』も面白いです。そこでは、意識作用が世界には属さないことが語られています。やっぱり、哲学的な洞察も素晴らしいですね。


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