『インド哲学の七つの難問(講談社選書メチエ)』宮元啓一

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 本書では、深遠なインド哲学の魅力が存分に語られています。

 ウッダーラカ・アールニとかヤージュニャヴァルキヤとか、本物の天才ですね。それにもかかわらず、知名度は低いです。不思議ですね。

 インド哲学における無の分類とか、ワクワクしますね。無の分類ですよ。破壊無とか、交互無とか出てくるのですよ。これはワクワクしますね。

 本書で特に面白いのは、やはり「第3問 本当の「自己」とは何か?」ですね。自己は心身とは異なるのです。素晴らしい着眼点ですね。自己が世界の外にあるということは、インド哲学の常識なのです。素晴らしいですよね。


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