2021年4月アーカイブ

休日の読書

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 休日はできるだけ読書です。

・『反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ナシーム・ニコラス・タレブ

・『反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』 ナシーム・ニコラス・タレブ

・『身銭を切れ――「リスクを生きる」人だけが知っている人生の本質』 ナシーム・ニコラス・タレブ

・『敗者のゲーム〈原著第6版〉 (日本経済新聞出版)』 チャールズ・エリス

などを読みました。

 めちゃくちゃ面白いですね。この本。

 戦中世代の著者の日本人としての底力が感じられます。文書のところどころに、日本人としての自覚的な記述があり感動を誘います。論理と感情の両面がしっかりした人物の行動であることが分かり、困難に立ち向かう情景が心に迫ってきます。

 読む価値がある本ですね。

 

 ナショナリズムを擁護する書です。論理がしっかりしているので読みごたえがあります。

 個人的に面白かった箇所は、フリードリヒ・ハイエクへの見解、アウシュヴィッツとイスラエルの関係、リベラル帝国という概念、の3つです。

 解説を含めて読む価値がある本だと言えるでしょう。これからの世界に向けて。