笹澤 豊『〈権利〉の選択』(ちくま学芸文庫)

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 解説を哲学者の永井均さんが書いているというだけで読む価値がありますが、予想を超えて素晴らしい良書でした。 徹底的に論理的に話を進めるということが、どういうことかということを、これでもかと見せつけてもらえます。

 本書には " まず、〈ライト〉の思想を地上へと引きずりおろし、そこから新たに〈ライト〉の概念を捉えなおす努力が必要である " とあります。 それでは、この〈ライト〉の思想の代替案はありえるのでしょうか? 新しい問題がここで出てくることになります。

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