2013年12月アーカイブ

 大晦日ですが、大掃除もろくにせずに一度読んだ本を読み返していたりします。

 読み返していると、いろいろと新たな発見があって面白いです。

 

(1)『表現者52』の「誤解された思想家たち ルネ・デカルト(小浜逸郎)」

 p.152の「われ思う、ゆえにわれあり」の論理のところをもう一度読み返してみましたが、やっぱりおかしいです。私の頭では、どこがどうおかしいかすら分かりません。小浜氏の言っていることが正しいとするなら、人類史に残るレベルの哲学的業績を打ち立てたことになると思うので、ここの論理が分かる方がおられましたら是非とも教えてください。


(2)『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』マックス・ヴェーバー

 論文を書くために読み返していますが、一度目よりも面白く読めました。一度目は納得できないところばかり目がいったのですが、二度目は参考になる部分も余裕をもって眺められるようになったからだと思います。


(3)『経済学の犯罪』佐伯啓思

 やっぱり面白いですね。参考になります。


(4)『神やぶれたまはず』長谷川三千子

 一度読んだときに、これで一論文書けるなともくろんでいました。休みで時間が取れるようになったので、読み返して論じてみようと思います。
 それにしても、名著ですわ。論理展開が素晴らしいです。佐藤健志氏の『震災ゴジラ』などより、断然こっちを推薦します。



 政治的トリレンマで有名なダニ・ロドリック氏の『グローバル・パラドックス』を読んでみました。さすがに論理に説得力がありますね。
 本書のトリレンマを簡単に言うと、(1)グローバリゼーション、(2)国家主権、(3)民主主義、のどれか一つを制限しなくちゃいけないよという話です。さらに本書の意図するところを簡単に解説すると、制限すべきは三つの内のグローバリゼーションですよということです。
 この本書の提案は、まともな人なら学問的にも良識的にもほとんどの部分が賛成できると思います。賛成できない人は、卑劣か愚劣かに分類できるわけですね。99%が不幸になっても1%の自分が金持ちであれば良いと考えている人とかね。他には、人間の完成可能性を意識的か無意識的かはともかく信じている人とかね。
 ロドリック氏は、(1)を制限した状態を〈改善されたグローバリゼーション〉と呼んでいますが、歴史的には「インターナショナリゼーション」と呼ぶべきだと思います。
 他に気になった点としては、ロドリック氏が〈自由貿易は世の習いではない。星の巡り合わせがよく、自由貿易を支持する勢力が政治的にも知的側面においても優位にある時にのみ、自由貿易――あるいはそれに近い状態――は実現するのだ〉というところです。間違ってはいませんが、補足説明が必要だと思います。すなわち、政治的にも知的側面においても優位にある勢力は、自由貿易に持ち込めば得をするということです。そのため、その勢力に最低限の道徳心がなければ、当然の成り行きとして自由貿易を主張しだすわけです。星の巡り合わせを持ち出すのは、少し遠慮が過ぎると思われます。
 また、日本についても言及がありますね。ブレトンウッズ時代については、〈日本はまたわが道を行き、強い競争力を持つ輸出部門と高度な規制によって保護された伝統経済の共存を選択した〉とあります。明治維新については、〈日本にはよく教育された愛国心のある土着の実業家や商人がおり、さらに重要なことに、一八六八年の明治維新後に成立した政府は、経済の(そして政治の)近代化にひたすら邁進した。明治維新政府が当時西洋の政策決定者に広まっていた自由放任主義に基づいて行動したことは、ほとんどなかった。世界で最初の開発計画と呼ぶことのできる公文書によると、日本の役人たちは、たとえ政府の行動が「個人の自由や投機筋の利益に干渉する」ことになったとしても、経済を発展させる際に国家が果たすべき重要な役割があることを明らかにしていた〉とあります。細かい部分はおいておくとして、こられの分析には敬意を表さざるをえません。
 著者がトルコ・イスタンブールに生まれたということと関係があるのかは分かりませんが、〈結局、利益を最大化するために行動する個人は、社会の他の人々に問題をもたらすかもしれないので、選択の自由は制約される必要がある〉と述べている箇所には拍手を送りたいです。〈人々の幅広い支持を受けた国内の慣行が貿易によって脅かされる場合には、必要に応じて国境の壁を厚くすることも、認められるべきなのである〉という箇所も同様です。

 

PS.
 以前に中野剛志さんの『レジーム・チェンジ』の感想を書いたとき、コメントで民主主義が不可避的に国民主義になるという主張をされている方がいて、それは違うと主張したのですが、ロドリック氏のスマートな議論に比べると雑でしたね。
 その経緯については、↓の感想とコメントに残っています。

http://nihonshiki.sakura.ne.jp/book/2012/03/post-19.html

 

  『道士郎でござる』のワイド版の第参巻です。

 本巻も格好良い人物たちがいっぱいです。外道もいっぱいですけど(笑)

 

健助「テメーはやっちゃいけねー事をやった。
    何が弱ぇーだ、このヤロー。
    今わかったぜ、バカヤローが。
    俺は強え。
   今わかったぜ、俺はオメーなんかより絶対強ぇ!!
   テメーはやっちゃいけねー事をしやがった!!
   小せーーよ!!テメーー随分小さく見えるぜ、クソ野郎!!!!

→ さすが健助です。殿です。 格好良すぎです。

 

道士郎「 武士とは、己の名を呼ぶ者に答える者。

→ うむ。

 

エリタン「オマエのがヤバソーなんだよ!わかったか!?」
道士郎「まったくわからん。健助殿は呼んだ。拙者は行く。」
エリタン「なんでだよ?」
道士郎「 それが武士というものだ。

→ うむ。

 

佐藤心の声「その一度はやられるつもりが、度胸なんスよねーー」

→ 佐藤はけっこう良いキャラですよね。
   こういった小物が見せる勇気や理解って、ぐっときますよね。

 

キノコ君「確かに僕は意気地無しで、弱い人間だったけど、
      自分を救ってくれた人の役に立てないなら・・・
     死んだ方がマシだと思うんだよ。

→ 一見して弱そうな人物が見せる勇気。
   ここに人間の偉大さがあるのです。
   このキノコ君を見よ!

 

健助「オハヨーー」
エリタン「オス・・・」
健助「携帯持ってるよね?」
エリタン「うん。」
健助「教えてよ。」
エリタン「 いいよ。

→ ここまでの流れが秀逸です。
   やはり、女の子の笑顔を見るために、男の子は頑張るのです。

 

 本巻も面白かったです。次巻で終わりですね。続編とかないのかなぁ・・・。

 

 

『表現者52』

| コメント(0)

 今号の特集は、「国家を守る外交と内政 価値観外交と道州制の罠」です。
 気になった論文にコメントしてみます。

【鳥兜(p.009)】
 世界史は「もはや、これまで」なのではないか。ストーリー(物語)としてのヒストリー(歴史)は終わったのである。

→今現在の世界情勢は、善悪の区別はともかく、かなり破天荒で面白い事態だと思います。各国の思惑が入り乱れて、まだまだ人間世界は、物語としての歴史が紡がれていくことでしょう。残念ながら(?)、まだまだ人類史は終わっていないのです。

 

【榊原英資の日本改造論 道州制は実現不可能(p.010)】
 一八七一年(明治四年)に実施された「廃藩置県」を逆転して、「廃県置藩」をするのはある種の「夢」があるし、又、歴史の重みを反映した動きになりうるだろう。

→面白いですね。現実的には難しいでしょうし、実際に行われるとしたら道州制推進派が隠れ蓑として利用する可能性もあるので注意が必要ですね。しかし、このような想像を働かせることは興味深いです。

 

【価値観外交の基本にあるべきもの 三浦小太郎(p.015)】
 もし民主主義が真に世界の普遍的なものになるためには、それは優れた文学が人の心を打つ時のように、あらゆる政治制度からも、又大衆のルサンチマンからも、正義を振りかざすジャーナリストからも限りなく遠い所にある、人間精神の根源の自由と運命への愛を基底にする時だけだろう。

→う~ん。このような人間精神の根源の自由と運命への愛を基底にした民主主義が出現したら、私は全力で敵対しますね。ここの表現は、さすがに酷いと思います。

 

【「鎖国」論の見直しと歴史認識の相対化 船戸雅也(p.132】

→面白かったです。

 

【誤解された思想家たち ルネ・デカルト 小浜逸郎(p.152)】
 最後に、最も重要な「われ思う、ゆえにわれあり」を問題にしてみます。
(中略)
 というのは、感覚はしばしば過ちを犯すからである。しかし、私が現にそのように疑っている、という事実だけは否定することができない。だからこの疑っているという思考作用(コギト)こそは私が存在していることの唯一の根拠である・・・。
 この「証明」なるものにはいくつもの問題点が含まれています。
(中略)
 そもそも夢と現実との違いは、前者が必ず覚めるものであるのに対し、後者はけっして覚めないという点にしか求められません(幻影と現実との違いも同じ)。
(中略)
 しかし「疑っている」と思っていたらじつはそれが夢の中の作用であったとすれば、その「疑っている」は「私」の存在証明にはならないわけです。なぜなら、「ああ、夢だったか」という感懐は、このふだんの日常世界こそが真実だという確信の場所に呼び戻されたことを意味するからです。

↓↓↓

( ゚д゚)

 (つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

 え~~~っと(汗)
 私が頭が悪いからなのか、まったく理解不能です・・・。
 何を言っているのでしょうか・・・?
 (p.152の論理はある意味で凄まじいです)

 

<備考>
 現実は、〈決して覚めない〉という点に求められるものではなく、「今のところ覚めていない」という点にしか求められません。また、「夢と現実」の関係は、「幻影と現実」の関係とは微妙に異なった次元にあります。こういった差異について、小浜氏はあまりに鈍感だと言わざるをえません。
 〈存在証明にはならないわけ〉については、仮に分かる人がいるなら是非教えてください。私には、デカルトが真剣に向き合わざるをえなかった深刻な問題意識について、小浜氏は欠片も理解できていないとしか思えません。
 もの凄い単純化して述べるなら、「意識の直接的所与がもつ確実性」が、「(夢とは区別される)日常世界の確信」によって覆されるのはおかしい、ということです。

 

 昨日に引き続き、『喧嘩稼業』の陰陽トーナメントを予想してみます。

 

【二回戦第一試合】
× 喧嘩師 工藤優作 vs 古流武術 富田流 佐藤十兵衛 ○

 因縁の対決です。楽しみですね。
 十兵衛が復讐を果たして勝利。普通に真っ向から闘って、良い勝負になりそうな予感。十兵衛の成長が示されるわけですな。

 

【二回戦第二試合】
○ 古流武術 富田流 入江文学 vs 相撲 金隆山康隆 ×

 ここは、文さんの勝利。
 でも、勝ち方が分からん。金隆山には、何やっても効かなさそうだしなぁ。無一みたいに、蹴りでの金剛とかかなぁ。

 

【二回戦第三試合】
○ フルコンタクト空手 進道塾 上杉均 vs 軍隊格闘 佐川睦夫 ×

 睦夫が勝ったら、それはそれで面白いけどね。でも、やっぱり上杉の勝利で。
 義vs狂気って感じで面白そうな対戦ですよね。上杉の捌きの技術が鍵ですな。

 

【二回戦第四試合】
× 召琳寺拳法 三代川祐介 vs プロレス 大和プロレス カブト ○

 これは難しい・・・。う~む、カブトの勝利で。
 多重人格ネタも、何度も繰り返しているときついしね。苦戦 → 新人格の覚醒って、何回もやるもんじゃないしね。

 

【準決勝第一試合】
× 古流武術 富田流 佐藤十兵衛 vs 古流武術 富田流 入江文学 ○

 師弟対決ですな。ここは、文さんの勝利で。
 やっぱり、格の違いを見せてほしい。十兵衛はここの時点でボロボロのはずなので、あっさりと文さんが勝つと見た。

 

【準決勝第二試合】
○ フルコンタクト空手 進道塾 上杉均 vs プロレス 大和プロレス カブト ×

 微妙な盛り上がりのもう一つの準決勝(笑) 上杉が勝つでしょう。
 こっちの準決勝に上がってくるのは、片方は上杉が固いと思う。でも、もう片方は、正直誰でもありえると思う。
 一応カブトと予想したけど、里見とかでも面白いよなぁ。その場合は、過去の回想に突入しそうだけど(笑)
 まあ、カブトが上がってきたとき、ダメージが上杉よりもでかそうだし、そこが敗因。


 

【決勝戦】
○ 古流武術 富田流 入江文学 vs フルコンタクト空手 進道塾 上杉均 ×

 因縁の決勝戦。物語的に、文さんが勝つ。煉獄の撃ち合いとかになったら面白いなぁ。

 

 

【スペシャルマッチ】
× 古流武術 富田流 入江文学 vs 総合格闘家 田島彬 ○

 優勝者と開催者の対決。
 正直な話、作者のメンタル状態によって勝敗が変わると思う。
 この後も話が続いて、世界篇があるなら、田島が勝つ。作者が、もう終わらせようとするなら、文さんが勝つ。一応、世界篇があるとして、田島が勝つ。
 それで、世界篇へ向けて、十兵衛も始動、って感じ。

 

 あれ? 山本陸はどこで乱入するのかな?
 決勝戦か、スペシャルマッチの前あたりかな?

 

  まあ、とりあえず、こんな風に予想しておきます。どうなるかな? ワクワク。

 

PS.
 勝敗の○×が逆になっていたところを修正しました。

 さて、無事(?)に開始された『喧嘩稼業』ですが、いきなり陰陽トーナメントから始まります。ということで、勝敗を予想してみようっと。

 ちなみに、自分のこういった予想は、まず当たらないので悪しからず(笑)

 

〓陰陽トーナメント詳細〓

【前哨戦】
○ 古流武術 富田流 佐藤十兵衛 vs ボクシング 石橋強 ×

 まずは、ここから。まあ、十兵衛が勝つでしょう。勝因は、主人公補正(笑)
 多分、通常の対決だと勝てないので、アンダーグラウンド戦の理を最大限に活かす感じになると思う。具体的には、石橋をトランス状態にして、その状態を解除させたところを狙ったりとかかなぁ。

 

【一回戦第一試合】
× 忍術 梶原柳剛流 梶原修人 vs 喧嘩師 工藤優作 ○

 梶原は意外にも良いキャラで好きなんだけど、工藤が勝つでしょう。
 ただし、梶原が頑張って工藤を苦戦させると思う。前半は、卑怯な手を色々と使って、梶原の一方的な展開になりそう。工藤が、ぎりぎりで梶原を掴んで、握撃(笑)だな。

 

【一回戦第二試合】
○ 佐藤十兵衛 ボクシング 石橋強 vs 日本拳法 佐川徳夫 ×

 ここは、十兵衛 vs 徳夫 に変更でしょ。作品の都合上、十兵衛が勝つ(笑)
 徳夫は、作中でも天才度は最高峰だと思う。伏線もあるし、十兵衛の煉獄も、完璧に防ぐね。
 まともにやれば、十兵衛は歯が立たないので、徳夫のトラウマを再発させる外道戦法で勝利するとみた。

 

【一回戦第三試合】
○ 古流武術 富田流 入江文学 vs シラット 櫻井裕章 ×

 どう考えても文さんが勝ちます。どうもありがごうございました。
 記憶が無いのって、駈け引き的な意味でもけっこう致命的だと思う。裕章が文さんに勝つ姿を想像できないんですよね。裕章は、別にアンダーグラウンドの戦い方に秀でているわけでもないしね。あらゆる分野で、文さんが一枚以上上手なので、順当に文さんが勝つ。しかし、一般的な知名度が全然ない二人で、この試合って世間的には微妙だよな・・・。

 

【一回戦第四試合】
× キックボクシング 川口夢斗 vs 相撲 金隆山康隆 ○

 こっちは逆に、陽側で知名度抜群な二人の対決で、世間的に大盛り上がりの予感。
 金隆山が勝つでしょう。夢斗も良いキャラなんですが、バックボーンがキックボクシングであることもあって、底の深さが他のキャラよりも無い感じがする。ぶっちゃけ、義父である川口拳治の方が格好良い。ルックス的にも人格的にも。筋肉量の差で、金隆山の勝利は動かないと思うね。

 

【一回戦第五試合】
○ フルコンタクト空手 進道塾 上杉均 vs 合気道 芝原剛盛 ×

 正直、かなり迷いましたが、上杉の勝利で。
 この勝負って、グラップラー刃牙の愚地独歩vs渋川剛気のオマージュだよね・・。で、結果も同じだとつまらないので、逆になる(笑)
 まあ、それは冗談として、剛盛は本人も気づかずにお薬パワー大爆発なわけだけど、それで決勝まで行くのはちょっと無理がある気がするから。

 

【一回戦第六試合】
× 柔道 関修一郎 vs 軍隊格闘 佐川睦夫 ○

 まあ、睦夫の勝利でしょう。柔道経験者としては、関に頑張ってほしいけど、高専柔道が軍隊格闘技によって破られる絵しか想像できないのじゃよ・・・。関のキャラモデルがYさんじゃなくてKさんなら、なんとかなったかもしれないのに・・・。


 

【一回戦第七試合】
× 総合格闘 反町隆弘 vs 召琳寺拳法 三代川祐介 ○

 多分、一番予想が難しいのがここだと思う。
 話の展開的に、反町とカブトの対決が伏線であるけど、あえてそれが叶わないって予想してみる。つまり、三代川の勝ち。
 理由は、リアルではほぼ間違いなく総合格闘家の方が強いので、あえてその逆を描くというのが一つ目。もう一つは、多重人格を描くのに一回戦敗退はもったいないというのが二つ目。

 

【一回戦第八試合】
× 中国拳法 玉拳 里見賢治 vs プロレス 大和プロレス カブト ○

 前試合で反町が負けたとすると、里見が勝ちそうな気もするけど、やっぱりカブトの勝利で。里見の「門」をカブトがこらえて勝利っていうパターンですな。

 

 というわけで、予想してみました。どのくらい当たるかなぁ。ワクワク。

 二回戦以降は、また今度。

 

 本書は、経済学で(主に新自由主義者によって)主張されている通説を示し、それは嘘だとしてハジュン・チャンの言う真実が示されているという構造になっています。題名の通り、23の嘘とそれに対する真実が示されています。
 今後、新自由主義に基づいた経済学は、不様に延命しようとするでしょうが、歴史的には退場していきます。そういった時代状況からいっても、本書を読んでおくのも良いかと思います。
 だいたいの意見については同意できますが、私が同意せずに保留としておくべき点を示しておきます。

 第4、第15、第17、第21、第23の5点ですね。

 この5点については、嘘と真実の関係が、ケース・バイ・ケースというか、視点によって変化するでしょう。その他については、だいたいその通りだと思いますが。
 まあ、実際に読んでみて各人で判断すれば良いことだと思います。