2011年も本日で終わりです。
『日本式 言葉論』をなんとか仕上げることができました。終章の「言之葉」を追加し、「遊び」に修正を加えました。今後も加筆修正は適宜行っていきますが、ひとまず全体を納得のいく形で仕上げることができました。
思えば、2011年は、『日本式 正道論』、『日本式 自由論』、『日本式 言葉論』のすべてを仕上げた年であり、感慨深いものがあります。もちろん、今年に全部書いたわけではありません。ずっと、ず~っと書きためてきたものが、今年すべて納得のいく形でまとめられたのです。ぶっちゃけ、10年以上の歳月がかかっています。我ながら、すごいものがあります。
私は、自身の命を手段としか考えていないような人間です。そんな人間は、自身の人生を生きるために、何かが必要なのです。私にとっては、私が自身の人生を生きるために、この日本式三部作を書く必要があったのです。
これでしばらくはゆっくりと、と言いたいところですが、書きたいものはまだまだあるので、来年度も色々と書いていきたいと思います。
【来年度の予定(暫定)】
(1)『謳われぬ詩』、『謡われる歌』
日本式三部作の後、私が私の世界のために書かねばならない一種の呪い。公開予定は今のところなしです。しばらくは、これを書いているので、HPの更新に新作はあまりないかもです。
(2)『名も無き歌』
小説です。これも構想年数だけはすごいことになっています。こっちは適宜公開していきます。2012年度中に、せめて「第一章 桜の下」だけでも仕上げたいと思っています。
(3)ロボットについて少し
せっかく、ロボットに関わる仕事をしているので、少しロボットについて何か書いてみようと思います。もちろん、仕事の守秘義務には違反しません。雑多で気楽な感じのものを書きたいと思っています。
(4)論考
いくつか書いてみたい論考があります。「公正」や「平等」について一つ。それと、西欧哲学から見た政治制度論について一つ。構想は全部頭の中にあるのですが、優先順位は低いので、いつになるやら。
上の予定通りにはなかなか行かないと思いますが、頑張っていきますので、来年度も本HP「日本式」をよろしくお願いします。