2017年11月アーカイブ


 映画『GODZILLA 怪獣惑星』を見てきました。
 う~ん。悪くはないですよ。

 でも、どうしても『シン・ゴジラ』と比較してしまいます・・・。
 『シン・ゴジラ』が凄すぎたので、やはりそれよりは見劣りするというのが正直な感想です。
 以下、思ったことを適当に。

(1)設定が多過ぎ。かなり絞って、ストーリーの中で最低限の説明にうまく落とし込んでいるのは分かるのですが、それにしても設定が多過ぎ。

(2)主人公のハルオが、少年漫画の主人公タイプで運が良すぎる。熱血漢で頭脳が優秀という設定なのでしょうが、映画を見ると性格的にも言動的にもバカにしか見えない・・・。あと、こいつのワンマンプレーが過ぎる。個々の能力を合わせて対抗した『シン・ゴジラ』と比べると、24歳の一人が不自然に活躍しすぎ。ヒーロー願望があれば燃えるのかもしれないけど、設定が凝っているだけに、やはりそこに無理があると感じられてしまうのです。

(3)ヒロインのユウコの存在が意味不明。正直なところ、こいつ必要か? と思ってしまう・・・。


 今回は第1章で、まだ第2章と第3章がある模様。まあ、次も多分見ますけどね・・・。
 

近況

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 公私ともに忙しく生きています(笑)。

 最近は『人の間において』という題名の論稿を書いています。
 必要な本を読み、まとめ、執筆といういつもの手順を繰り返しています。

 予備知識がなくても分かるように書いていますが、分かりやすく書くというのはなかなかに難しいものです。
 いろいろと試行錯誤してきましたが、一段落ついて、後は推敲をしていくところまできました。

 あと、少し人権に関係する本を読んでたりもします。
 しかし、やっぱり人権ってつまらない概念ですね(苦笑)。



 前回の私の返信に対し、さらに東雲さんからメールをいただきました。
 分かりやすいように、一部省略しご紹介させていただきます。


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お返事をありがとうございます。東雲です。
覚えて頂いていたことが嬉しく、また心に響くものが随所にあったので、懲りずにお返事させて頂きます。

体系的に専門書を読んだわけではない、という私の言葉に、
モトさんが「自分も素人」と仰ったのを見て、なんだか目から鱗の落ちるような思いがありました。
研究発表会に、学者として成果を提出するわけでもなし、究極自分の心の領域を解き明かすための過程であるのだから、
「専門的に見てこの考え方は正しいのか」などと型にはめて考える必要はないのかもしれない、とふと思いました。
何について考えていても、その視点が強く、時々その裁くような目が負担となっていたので、大きな開放感でした。
ありがとうございます。

また、もう一つ感じたのは、自分の好きなように探っていく形でも、モトさんのような領域に達することが可能なのだなあ、ということ。
歳を重ねながら、それでも飽くなき「何か」を探り続けることで、いつしかはっきりと、
主義主張というほどは排他性の強くない、「思想」が出来上がるのかもしれず、私はそれを目指したいと思いました。

『カラマーゾフの兄弟』「オメラスから歩み去る人々」は、共に耳に挟んだことはあれども手にしたことのない書物でした。
自分なりに本を読み漁りつつも、「人間に生きる価値はあるのか」「そんなに綺麗な生き物なのか?」という
人類の根本に宿る善悪の問題を指し示し、かつ主観的に読者に問い掛けるものにはなかなか辿り着けなかったので、ご紹介頂けたこととても嬉しいです。
早速購入したので、折を見て読み進めようかと。
仙水忍について、こちらも、小学生の最終学年頃に彼の思想に触れたので、自身の中で命題となると共に、長く尾を引くトラウマとなっています。

以前のメールで、この類の話の出来る方は周囲に「ほぼ」「いなかった」と格好をつけて送ってしまいましたが、
実のところ、今でもその相手は周囲に一人も存在していません。
傲慢な話かもしれませんが、頭の回転は速くとも、根幹を掴む洞察力が欠如していたり、
哲学が好きでも、ただ知識を得る(誰かの主張を表面的に取り入れる)ためにその分野を好んでいたり、
自分と同様に「思想を打ちたてるため」「"何か"を理解したいから」と目的意識を持って突き進む方は周りに存在していません。今も尚。

だから、主観的なお話で恐縮ではありますが、モトさんのお返事を拝見していて、心に栄養補給をされたような心地になり、
求めていた「何か」に辿り着けたような思いになりました。
私が勝手に受け取ったことではありますが、ここに、ありがとうございます、と記させて下さい。

相手の意見を尊重し、人として導き出したその結論に敬意を払いつつも、人それぞれ意見は違い、
けれど己の思想を押し付けるつもりはない、というその距離感が、私には心地よく感じられました。


導き出された結論について。
一端部分であれ、明かして頂けたこと、とても嬉しく思います。
ありがとうございます。

簡略化された結論を眺め、ご紹介頂いた人物二人のことを少し調べてみて、私はその答えを

「主観的に目に映る世界はその人にとっての全世界でしかあり得ず、他者も同じ世界を共有しているわけではない」
「だから、世界は人間の主観を離れた"絶対的客観"として存在し、"人に生きる価値はあるのか"という問い掛け自体、主観的世界に生きる人間のものでしかない」
「主観の介在しない"真の客観世界"として世界を認識するのは、もはや人ならざる者の視点であり、裁きを下す場合でもなければ、彼らがそれを思考することはない」

という意味合いかな、と自分なりにアタリをつけました。
「もののあはれ」や「哲学の動機にあるのは人生の深い悲哀」という二人の思想を考えると、もう少しあたたかみのある「人間的」な結論かな、とも思いますが...。(「汝」という語感の印象からも)
独り言になります。ご不快に思われたら申し訳ありません。

それでは、長くなってしまいましたが、こんなところに。
お話できて、とても楽しかったです。
またご連絡差し上げた際には、お相手頂けますととても嬉しいです。

それでは、長文失礼致しました。


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 興味のある方に読んでいただければ、それで十分なのですよね。