映画『図書館戦争』見た。

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 今日は5月1日ということで、高崎の映画館はファーストデーで1000円でしたので、映画を見にいきました。原作やアニメなどまったく見たことないんで、予備知識なしで『図書館戦争』を見ました。
 面白かったです。ちょっと調べてみたんですが、「図書館の自由に関する宣言」って、本当にあるんですね。ウィキペディアには、以下のようにありますね。

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図書館の自由に関する宣言(抄)

 図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することを、もっとも重要な任務とする。この任務を果たすため、図書館は次のことを確認し実践する。

第1 図書館は資料収集の自由を有する。
第2 図書館は資料提供の自由を有する。
第3 図書館は利用者の秘密を守る。
第4 図書館はすべての検閲に反対する。
  • 図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。


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 ただ、第4は映画では「すべての不当な検閲」になってた気がする。
 揚げ足取りをすると、「自由」と「秘密を守る」って、矛盾しますよね。自由主義の場合と同様なんですが、思想の自由って、思想の自由を認めない自由は認めないんですよね。当たり前と言えば、当たり前なんですが。
 あと、検閲についてですが、「すべての検閲」の場合と、「すべての不当な検閲」の場合で、それぞれ考えるべきことがあるんですよね。
 「すべての検閲」の場合、エロに対する年齢制限なしでOK?となります。
 「すべての不当な検閲」の場合、不当の判断によって、恣意的な運用ができてしまいます。それ自体は当たり前の話なんですが、そうすると、自由を制限せざるをえない事態が想定できて、安易に自由を祀り上げることが難しくなることが分かるはずなんですがね。
 まあ、実際は、自由側と検閲側で、あんなにはっきりと陣営区別ができるほど世の中は安易ではないのですが、そこは、まあ、娯楽として楽しみました。

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