以前に、佐伯啓思先生がカラオケ店で話していたことをふと思い出しました。
確か、「自分が誤解されるのは良いけど、自分の考えが誤解されるのは我慢できない」といったような言葉だったと思います。
そのときも、それを思い出した今も、まったくその通りだなぁと思うわけです。
まあ、自分はろくでもない人物ですし、普通ではないと言われるのが普通という人物なので、自分の人格に対する悪口とかは、まぁ、しょうがないかなという気が少しはあります。実際に言われると、怒るかもしれませんが(笑)
でも、やっぱり、自分の考えが曲解されるのは嫌ですね。
百歩譲って、自分の考えが誤解されるのは許容するとしても、私の意見を曲解した見解で、他人の評価に影響を与える段階になると、これはやっぱり赦せないわけですな。
私の意見が誤解されて、他人の評価に影響を与える様な場合には、やっぱり反論せざるをえないわけですね。
でもなぁ、思想や哲学についての議論って、論理を追求するからなぁ。論理を追求するってのは、はっきり言って、大抵の人は嫌がることなんだよなぁ。
まあ、でも、しなければならないことはするだけです。
まあ、そんなところです。
PS.
今週はずっと出張なので、あんまり更新できない感じです。
流れと無関係なコメントで申し訳ないんですが、龍樹の思想について、おすすめの書籍を教えていただければありがたいです。
ゆたろ君、コメントありがとう。
私も、そんなに詳しくはないよ(>o<)
とりあえず、中村元さんの『龍樹』を読み込めば良いと思うよ。
他には、立川武蔵さんの『空の思想史』とかが参考になるかもしれない。
中公文庫『大乗仏典14 龍樹論集』などもあるね。
龍樹とは関係ないけど、
井筒俊彦さんの『意識と本質―精神的東洋を索めて』もお勧めかな。
ありがとうございます。夏季休業を使って読んでみます!