今日は、東谷暁さんの講座に行ってきました。
仕事場から、徒歩で10分くらいのとこでやってくれていたんで、行くのが楽で助かる。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=205741&userflg=0
経済についてお勉強して来ましたが、色々と裏情報的なものも聞けて面白かったです。
話を聞いていて、アベノミクスでの国土強靱化が中途半端に終わる可能性として、大きく二つの面から考えなければならないのかなと思いました。
一つ目は、公共投資の乗数効果ですね。ケインズは10倍とか2.5倍とか言っていたみたいですが、現在は1~1.2くらいらしいですね。
まあ、乗数効果が低いと予想されるなら、公共投資を抑えようとする力は働きますわな。
そこで、二つ目として、国民の意識を変える必要があるわけですな。つまり、国土強靱化は、乗数効果とかではなく、必要だからやるという風に大多数が思うようにならなければいけないわけですな。
正直、国民の中で、公共投資の必要性の認識が低いどころか、公共投資悪玉論が根強いというひどいありさまなのかもしれません。そこの意識を、どう変えていくかが鍵になるんですが・・・。
あと、『経済学者の栄光と敗北』は既に持っていたんですが、サイン会があったので、再購入し名前入りでサインをいただいてしまいました。やったね。
本書や『表現者』のレビューをAmazonで書いていると伝えたりしたのだ。
あとあと、以前にニコ生放送で会った京都大学院生のボンジン(本名伏)さんも来ていたので、軽く話をした。
9月の中野剛志さんの講座↓に来るか聞かれたので、もちろん参加と答えた。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=209053&userflg=0
さらに、本ブログを見てみたと言っていたので、そんな変なブログは見ないでいいよ。勉強の方をちゃんとしなさいと言っておいたなり。
ボンジンさんは、非常に頭が良くて礼儀正しくて将来有望なので、無駄な時間を費やすことはないのです。
というわけで、今日はめずらしく善行を積んでしまった。
死んだ後、地獄に行かずにすむかな?
お!やっぱり梵仁和尚(仮名)も来てたんだ(笑)
いやいや、それにしても、元文くんが地獄に行くくらいなら、きっと僕の方が先に行ってるよ(笑)
閻魔を相手に地獄の国取りだ!by志々雄真実
とか言ってみたりして・・・・・・
因みに僕が好きなキャラは師匠(比古)、蒼紫、宗次郎、斎藤ってところですな。
国取りに関心が無さそうな奴ばっかりだな・・・・
羨ましいです!
東北でもやってもらえないものでしょうか・・・・・・
乗数効果が低くても、政府支出の拡大はGDPの拡大につながりますので、是非とも国土強靭化などの積極財政はして欲しいです
ね。
お二人ともコメントありがとう。
るろ剣では、比古の他で好きなキャラは、相楽左之助、斎藤一などかな。考え方や生き方に特色のあるキャラが好きかも。
乗数効果については、講座のレジュメには、「公共投資が行われると、貯蓄と消費の増加がもたらされる。そのうち消費の増加分がさらに貯蓄と消費の増加をもたらす。この連鎖の最後に、総需要の増大が生じる。」と書いてあります。
公共投資については、(1)まずは総需要の増加の効果があること、(2)乗数効果の高い方法を模索すること、(3)乗数効果に関わらず、市場に馴染まないが必要なことがあるということ、などを考慮すべきだと思われます。
他にも考慮すべきアイディアなどあるけど、まとめるのが難しいのだよねぇ。政府の成長戦略はなぜ失敗することが多いのかと絡めて論じてみたいけど、まだ勉強が足りない。