何か面白い討論やってた

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 三橋貴明さんのブログ読んでいたら、次のような話がありました。

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11592316933.html

> ところで、先日のチャンネル桜の討論で、
> 西部先生とわたくしが「消費税増税」を巡り議論をしましたが、
> 西部先生はまさしく「日本の社会構造」の問題として消費税増税を推していたわけです。
> 別に、わたくしは日本が「中福祉、中負担」という社会構造を目指すことを
> 否定するわけではありません。
> とはいえ、この種の「構造」的な問題は、景気が巡航速度に乗った後、
> じっくりと考えるべき
だと思うわけです。

 なんのことかと思ったら、西部邁さんと三橋貴明さんが討論していたんですね。

http://www.youtube.com/watch?v=M3stv-wzrl4&list=PLubSbhcjV7IDKuBvhlLSCHQpZEP-leWRH&index=3

 ↑これですな。

 私は西部さんも三橋さんも尊敬していますが、特にしがらみとかはないのであっさり言ってしまいますが、公平に見て三橋さんの言い分の方が正しいですね。

 西部さんは、税率が低すぎるから国民の税負担をもう少し上げた方が良いって言っていますね。つまり、「中福祉、中負担」を目指すべきだと言っているわけですね。

 それに対し三橋さんは、税率は目的じゃなくて手段だって言っているんですよね。

 まあ、三橋さんの言い分に理があると思います。日本の税率が低いってのも、ヨーロッパとかの相対比較でしかないわけです。日本の状況によって、税率は調整すれば良いという話です。例えば今の消費税5%についても、それが高いという状況もあるし、低いという状況もあるわけです。極論を言えば、デフレ脱却のために、消費税減税だって検討すべきなんですよね。具体的には、インフレ率が2%に達するまでは消費税を3%にし、達したら5%に戻すとかですね。インフレ率が4%になったら8%にするとかですね。まあ、これは例えなので、数値とかは適当なんで、そういう考え方もあるよって意味で聞いておいてください。

 現在の経済問題においてはインフレとデフレを考慮に入れるべきですから、「中福祉、中負担」を目指すのは必ずしも正しくないと言えると思うのです。これまでの『表現者』とか見ても分かる通り、西部さんは昔から消費税増税には好意的ですよね。三橋さんの意見を聞いた後では、そこに賛成はできなくなりますよね。

 もっと先鋭化して論じるなら、、「中福祉、中負担」は、「高福祉、高負担」や「低福祉、低負担」と同列に並ぶ手段の一つなんですよね。では、そのときの目的は? 当然、経世済民が目的になります。経世済民の立場から考えて、「中福祉、中負担」が良いときはそれを目指せば良いし、そうでない場合は目指すべきではないというだけの話ですね。

 ですから、長期的に考えて「中福祉、中負担」を目指すべきなのではなく、長期的に考えて「中福祉、中負担」を手段の一つとして考えておくのがより良い経済政策だと思うわけです。

 あと、もう少し先を含めて考えておくと、大雑把に言うと、(1)増税・減税、(2)規制緩和・強化、(3)公共拡大・縮小という三つの手段がありますよね。

 でも、この三つについても、個別に考えておくべきだと思うんですよ。

 インフレ・デフレおよび好景気・不景気を含めて、最も柔軟に変更して対応すべきは(1)だと思います。経済状況によって、簡単には変えてはいけないのが(2)だと思います。(3)はその中間で、危機に対応できるだけの公共能力を維持しながら、状況に応じて増減すべきだと考えています。

 まあ、経済については勉強中なので、もっと良い意見を聞けば考えが変わるかもしれませんけどね。

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