今日は、中野剛志さんの「保守主義の経済論」の講義を受けてきました。
微妙に体調不良だったけど、栄養ドリンク飲んで頑張って聞いてきました。
内容は、10月10日に発売される『保守とは何だろうか』の一部を語ったような感じですね。思想や政治の分野においては、保守思想の考え方はわりかし分かるのですが、経済について保守派がどのような立場に立つかは、あまりはっきりしていなかったということで、そこのところを論じていました。
あまりネタばれをするとまずいと思うので、一点だけ。
保守主義者が、市場の自己調整機能に対する懐疑の一つに、金融市場は本質的に不安定であるという考え方があります。これは、当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、実はけっこう盲点だったりするのですよね。ちょっと自分が考えていたことと、重なる部分もあったので参考になりました。
『保守とは何だろうか』の発売が楽しみです。
そこでは、私と中野さんの考え方の違いがある程度明らかになるような気がします。まあ、それについては、私以外の人にとっては、心底どうでもよい問題でしょう。
そして、もう一つ明らかになるような気がします。それは、中野さんと保守思想との距離についてです。ここに、意外と面白い論点があると思うのですよね(ニヤリ)
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