昨日は二年ぶりに出身大学へ行って来たわけですが、学内が全面禁煙になっていましたね。
私が大学に入学したのは2000年でした。そのときは、いたるところに灰皿が置いてあり、男子学生はもちろん、女子学生も歩きたばこをしながら歩いているのを良く見かけました。
それから、大学院を含めての6年で、禁煙ブームとでも言いますか、灰皿がどんどんと少なくなっていきましたね。たばこを吸う場所が、指定の場所だけになっていきましたね。ある教授が、たばこを吸いながらエレベータに乗っているかと、陰口をたたかれていたりしていましたね。
2年前に大学を訪れたときには、喫煙シェルターができていました。学内に、3カ所だけたばこを吸うためのシェルターができていたのです。そのシェルターの中では、死んだ魚のような眼をした人が、たばこの煙を吐き出していました。その光景に、私は不気味さを感じたのです。
そして、昨日は、そのシェルターすらなくなって、大学内からたばこの雰囲気が一切なくなっていました。
一つ言っておきますが、管理人モトは、たばこは吸いません。たばこの煙は嫌いです。
でも、それでも、これはこれで凄まじいなと感じます。
社会的な正義による蹂躙とでも言えば良いでしょうか?
社会的な正義による、無慈悲なる蹂躙。
ここに、不気味なもの感じてしまうのは、私だけでしょうか?
喫煙に対する昨今のあまりに毛嫌いする風潮に対しては自分の教養の不用意を押してでも一言挟みたくなりますね。喫煙にメリットがあるとか統計上そこまで被害がないとか喫煙者も恐る恐る言うことがありますが、そのあとに喫煙者同士で顔を見合わせて「だよな…なあ賛成だろ…」と言葉にはしないあの瞬間はどうも好きになれないですね。煙草ひとつ一人の裁量で吸えんのかと。しかし、お元気そうで何より。
牧之瀬さん、コメントありがとうございます。
喫煙者への迫害に対する喫煙者側からの言い分って、なかなか通らないですね。禁煙者側からも、違った視点があっても良いかとは思います。
あと、私は元気です。仕事もプライベートも色々あって大変ですが。