施 光恒さんが「皇室と日本人の心」という論文を書いておられます。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/11/29/se-27/
いや~、素晴らしい内容ですね。
福沢諭吉もやっぱり偉大ですね。
日本とアメリカの子育てについての文化比較はたいへん面白いですね。
これって、単純に各国には各国の文化ややり方があって~、という話では済まない問題な気がするのですよね。
この論文を読んでいて、マーサ・スタウトの『良心をもたない人たち』の一節を思い出しました。
【『良心をもたない人たち(マーサ・スタウト)』草思社文庫 p.181】
サイコパスは古くから世界じゅうにいたようだが、ほかよりもサイコパスの数が少ない文化圏があることもたしかだ。興味深いことに、東アジアの国々、とくに日本と中国では、かなりサイコパシーの割合が低い。台湾の地方と都市の両方でおこなわれた調査では、反社会性人格障害の割合が0.03から0.14パーセント。西欧世界における平均約四パーセントとくらべて、きわめて低い数字である。
育て方の違いは、もしかするとサイコパスの発生確率にも関係するのかもしれません。日本は分かるけど、中国はどうなんでしょうね・・・?
まあ、日本に限って言えば、日本の教育は良心が生じるような形になっているような気がします。
あと、確かに日本の場合はトップに万人受けする人を持ってくるケースが多いので、逆にナンバー2の魅力ってのもありますよね。
鬼に徹する土方歳三とかね。
色々と日本は面白いぜ。
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