さて、三橋貴明さんのブログで興味深い記事があったので、
今日はそれについて少々。
「民主主義を考察するための四つの事例(前編)」
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11805777414.html
> 民主主義が「完璧に素晴らしいシステム」であるなどとは
> 微塵も思っていません(特に、09年8月末以降)。
> 他にまともな手法があるなら、民主主義のような不完全なシステムは、
> さっさと放棄しても構わないと思います。
ここは同意ですね。
ただし、問題は次の箇所ですね。
> 特に国民主権に基づく民主主義のシステムは、
> 渋々ではあっても維持していかなければならないと考えているわけです。
私は、国民主権に基づく民主主義のシステムなんて、さっさと放棄しろとしか思わないのですよね。
ここで注目すべきは、「国民主権」ですね。
「国民主権に基づいた政治」と「国民のことを考えた政治」は、
重なる部分もありますが、重ならない部分もあるのです。
「国民のことを考えた政治」が、「国民主権に基づいた政治」である必要はありません。
また、「国民主権に基づいた政治」が、「国民のことを考えた政治」から掛け離れたものになることもあるのです。
ここらへんは、注意が必要になってきますね。
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