引き続き民主主義について

| コメント(0)

  今日も、昨日に引き続き三橋貴明さんのブログの記事から。

「民主主義を考察するための四つの事例(後編)」

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11806723136.html

 

> 事前に菅氏が上記の失策をやることが分かっていたとして、
> 日本国民がクーデターで氏を総理大臣の座から追放することは正しいでしょうか。
> 個人的には、正しいとは思いません。どれほど愚劣な人物であったとしても、
> 菅直人氏が日本の民主主義のプロセスに則って政権の座に就いたことに
> 変わりはないのです。
>
> とはいえ、たとえば菅氏が「日本国内から米軍を追放し、
> 代わりに中国人民解放軍を駐留させる」などと言い出したら?
>  その場合、日本国民は民主主義で選んだ総理大臣を「暴力」をもって
> 追放することが正しいか、間違っているか。
> 深刻な問いを突き付けられることになるでしょう。


 三橋さんのこの考え方は正しいと思います。

 私の回答は、中国人民解放軍を駐留させようとするなら、

 当然ながら暴力を用いて排除すべきだと答えておきます。


 また、次の箇所には注意が必要です。


> 「民主主義を守るために、民主主義を踏みにじる」行為が必要なことも、
> 現実にあり得るのです。


 これは正しいでしょうか?

 私には、間違っていると思えるのです。

 民主主義者なら、「民主主義を守るために、民主主義を踏みにじるなんて論理矛盾だ」と言うと思います。そして、その意見は論理的には筋が通っています。

 私は、当然ながら民主主義者ではありません。

 ですから私は、「民主主義以上の価値を守るために、民主主義を踏みにじる行為は当然必要です」と言います。

 異論のある方は、反論をお願いします。


コメントする

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ