ウソを見抜けのコメントの解説

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 9月7日現在で、【藤井聡『戦う以前にウソを見抜け』のウソを見抜け ―『男たちの大和』と『永遠の0』を擁護する―】に二人の方からコメントが寄せられています。

 コメントに対する回答は、実際のページでご覧ください。

 ここでは、話がずれてしまうので回答には書かなかった論点について少し解説してみます。


【トージさんのコメントについて】

 この人、すごいですね。ここまで、ありとあらゆる言説がおかしいっていうのも、逆の意味で称讃ものですよ。あまりにおかしなコメントだったため、議論を乱す要因が分かりやすく示されていることに気づきました。

 一つ目は、「公と私の分類が私と木下さんとで違う」と言っている箇所です。これって、言葉の定義が違っているということで、どうしようもないわけです。私はコーヒーが好きだけど、あなたは紅茶が好きといった趣味の問題とは、文字通りに次元が違うのです。言葉の定義が違うと、そもそも会話が成り立たないのですよ。私は、「私の定義」と言っていますが、それは「一般的な定義」なわけです。議論に行き詰った者がたまに言い出す手法なのですが、勝手に「自分はこういう意味でこの言葉を使っている」とか言い出すわけです。これって、本当にどうしようもないわけです。一人で勝手に言葉遊びをやってろって話です。こっちに絡むなよって話です。

 二つ目は、一般論を言っているだけだってやつですね。まあ、公私の定義が違うので、それ一般論にもなってねえよっていう話ですが。もう、何重に間違っているのかって話ですけどね(笑)。仮に一般論として成り立っていたとしても、それはそれでおかしいわけです。
 例えば、一般論として「挨拶をきちんとしましょう」という命題を設定します。これを、ある文脈で言ったとしましょう。A君・B君・C君という登場人物を用意し、C君にこの一般論を言ってもらいましょう。


A君「B君、おはよう。」
B君「よう、おはよう。」
C君「挨拶をきちんとしましょう。」
A君「あっ?」
B君「何、俺らの挨拶がきちんとしてなかったって言ってるの?」
C君「違います。私は一般論を言っているだけです。」
A君「このタイミングで言ったってことは、俺らにイチャモンつけてるってことだろ?」
B君「そうとしか思えないよな。」
C君「違います。あくまでも一般論だとご理解ください。」
A君「こいつ、やべぇ・・・。」
B君「もう、放っておいていこうぜ。」
C君「一般論を提示しただけで、それ以上の意味はありません。」


 ある意味で、ホラーですね(笑)
 


【でういさんのコメントについて】

 素晴らしいコメントをいただきました。きちんと記事の内容を理解されていますね。

 今回の件は、黙殺されたり、いろいろと誹謗中傷されて集団リンチ状態になることも覚悟していたんですが、分ってくれる方もいるようなので、有難いことです。


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