知的誠実性の考え方

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議論においては、知的誠実性をどのように解釈しておくかが重要です。


議論の場において、議論そのものを壊してしまうような行為があります。
そのような行為に対しては、取るべき対応がある程度決まってきます。
知的誠実性を持ち出して、誠実に対応しろということが、間違いになる場合もあるのです。


例えば客商売において、
悪質なクレーマーに誠実に対応していたら、
他の客の迷惑になってしまいます。
そのような場合は、警察に頼るなどの措置が必要になります。


議論においては、改竄行為などは致命的です。
改竄をするような相手には、そもそも議論が通じません。
誠実に対応しようとしても、その言葉を改竄されてしまう恐れがあるからです。


ですから、改竄するような奴には、
そもそも知的誠実性をもって対応することが原理的に推奨できなくなるのです。
なぜなら、誠実な言葉が改竄されて、議論の場そのものを乱されてしまうからです。


そのような場合、改竄をするような者には関わらないようにし、
一連の流れをもって第三者に判断してもらうしかありません。


その場の第三者が、
最低限の知性と誠実性を有しているなら、
誰が卑劣かが判明するわけです。


その場にいるのが卑劣な奴らばかりなら、
残念ですが、その場からは去るしかないのかもしれません。


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