滋賀大学准教授の柴山桂太さんの講座に行ってきました。
教室は満員、というか追加の席ができてましたね。
暖房も入れずに室内は高温に。
講義中、高温のために扇風機が回り出す始末。
やはり柴山さんの講義は、人気がありますね。
たいへん面白く、ためになりました。
やはり、この人はすごいです。
講義資料は、今日の朝に作ったということですが、何と64ページの大ボリューム。
これは贅沢この上ない。
講義の内容については、もちろんお金を払って受けてきたので内緒。
でも、最後に私が質問した二点についてだけ、ちょっと紹介。
一つ目は、資本主義の定義は何かということ。
二つ目は、ピケティが言うような国際協調による世界的な累進課税は難しいので、まずは日本がある種の保護主義と累進課税を組み合わせて社会的安定を達成し、他国がそれに倣うという方向は可能かということ。
以下、柴山さんが答えてくれたこと。
まず資本主義の定義については、資本の主義であり、国家が主導して資本を蓄積すること。
保護主義で言うと、資本税などで国をまたぐ税率になり、逃げる資本に課税することになる。税を課しても安定するとは限らない。
これらは、非常に有益な指摘です。
質問に対して有益な回答が得られるというのは、たいへんありがたいことです。
今後とも、柴山さんの言論には要注目です。
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