何を「本物」と見なすのか?

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 ASREADに、【倫理観の相克と融合 ―小浜逸郎氏の記事に応える―】を1月7日に掲載してもらいました。

 本記事に、eeggeさんという方がコメントを書き込んでくれています。


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eegge 
2015年 1月 21日
返信
 引用
 .

>そもそも現代の日本に、「本物」がいるのかどうか知りたいのです。

木下さんのこの問を、「倫理の本質」を知る「本物」がいるのか、と解するならば、非常に重たい議論になってきます。

倫理について、神道では「言挙げせぬ」、仏教では「不立文字」、釈尊は「四十九年一字不説」、山本常朝は「消却せよ」、これらはいずれも同じことを言っているように感じます。「言ったらおしまい」といっているように思えます。「知の情意に対する越権」はやめなさいといっているように解されます。こうなってくると、倫理について議すること自体が無意味ということになって来るのですが・・・。それでも語らねばならないのが倫理。『言い得るも三十棒、言い得ざるも三十棒』

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 素晴らしいコメントなので、回答しようと思います。



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