来年の目標を立てます。
【2022年の目標】
(1)出版(Publication)
今年は『【日本式 心哲学】日本時なら知っておくべき言葉』と『世界の終わる理由』を無事に出版することができました。来年も出版できると良いなぁ。
(2)ドストエフスキーの『白痴』を読む
読書は人生のルーティンワークです。来年も適当に読んでいくつもりですが、久しぶりに長編小説を読もうかなと。
(3)個人的な勉強
生涯学習はとても大事です。来年も継続的に勉強をしていきたいです。
(4)Twitterを少し頑張る
今までSNSはほとんどしていなかったのですが、来年はTwitterを少しだけ頑張ってみようかなと思っています。少しだけね。
来年も自分のペースで頑張っていきます。
それでは、良いお年を。
2021年12月アーカイブ
2021年を振り返ってみます。
まず、2020年12月31日の日記に書いていたことは、以下の通り。
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【2021年の目標】
(1)目標P
以前から続いている目標ですが、2021年もやっていきます。形になったら、本サイトでも報告すると思います。
(2)既存の論稿の再構成
もはやルーティンワークです。適度にやっていきます。人生の時間は限られているので、やりすぎには注意です。
(3)個人的な勉強
個人的な勉強もしていきます。来年は、仕事よりの勉強を多くしていくような気がしています。勉強は大切ですね。
来年も自分のペースで本ウェブサイトを更新していきます。
それでは、良いお年を。
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>(1)目標P
さて、目標の「P」は、Publication(出版)のPでした。
というわけで、『【日本式 心哲学】日本時なら知っておくべき言葉』と『世界の終わる理由』が無事に出版されました。よかった、よかった。
>(2)既存の論稿の再構成
出版した二冊の再構成を主に進めていました。その他の論稿もいろいろしました。
>(3)個人的な勉強
いろいろしました。やっぱり勉強は大切です。やって良かったことが多かったと思えるのは素晴らしいことですよね。
2021年が終わり、2022年になります。今年も新型コロナの影響が続き、さまざまな方々の人生に影響を与えたと思います。来年もその影響が続きそうですが、できることをしっかりとしていきましょう。
日本の「愛」の概念を知りたいなら、
『古事記』『日本書紀』『今昔物語集』『梅尾明恵上人伝記』『沙石集』『教行信証』『寸鉄録』『大疑録』『童子問』『同志会筆記』『古学先生文集』『経済録』『どちりいな-きりしたん』『御パシヨンの観念』『こんちりさんのりやく』『南洲翁遺訓』などを読むとよいでしょう。
それが大変というなら、これを読めばよいでしょう。
品田遊さんの『ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語 (コルク)』が面白かったです。登場人物の一人のブラックは反出生主義者ですが、もっと広い視点で「悪の問題」を語る人物が出てくると、もっと面白かったかもしれません。つまり、スーパーブラックの登場です(笑)。
「悪の問題」の立場から語ると、こっちになります。
日本語の「優しさ」を知るには、石平さんの『私はなぜ「中国」を捨てたのか』が参考になります。
また、『岩波 国語辞典[ 第七版 新版]』と『岩波 古語辞典[ 補訂版]』の定義の差に注意を向けることが重要です。
面倒なら、これを読めば十分です。
「心」と「道」の関係については、『山家学生式(天台法華宗年分学生式)』『正法眼蔵』『兵法家伝書』『三徳抄』『集義和書』『弁道』『微味幽玄考』『会友大旨』『道二翁道話』『続々鳩翁道話』『日本政記』などが参考になります。
「心」と「死」の関係については、『山鹿語録』『武道初心集』『葉隠』『壬辰封事』などが参考になります。やはり武道書が肝になります。
これらを読むのが面倒で、簡単に知りたいなら、これで。
もしも「心」に階層があるとしたら、どのようなものがありえるでしょうか?
例えば、
空海の『秘密曼陀羅十住心論』
沢庵の『不動智神妙録』
熊沢蕃山の『集義和書』
貝原益軒の『大和俗訓』
室鳩巣の『書簡』
本居宣長の『紫文要領』
などが参考になるでしょう。
これらを読むのが面倒で、簡単に知りたいなら、これで。
「心」と「心」の関係については、『十七条憲法』『教行信証』『正法眼蔵』『童子問』『倭字正濫抄』などが参考になるでしょう。
そして、「心」の自由自在については、『大日本国法華経験記』『興福寺奏状』『正法眼蔵』『驢鞍橋』『道二翁道話』などが参考になるでしょう。
これらを簡単に知りたいなら、これで。
【5歳の娘との会話】
娘「一番大きい数はなあに?」
私「一番大きい数はないよ」
娘「なんで?」
私「一番大きい数に1を足したら、一番大きい数より大きな数ができるでしょ。それに、100点より大きい数は、0を付ければできるでしょ。1000点とは10000点とか。で、0はずっと付けられるでしょ。紙を付け足していけば、ずっと0を付けられるでしょ。だから、一番大きい数はないんだよ。」
娘「そっか~。」
真実との対峙するためには、「真実の論理体系」を解明する必要があるでしょう。
そこでは、単純性と複雑性という観点から、個別の真実を場合分けしてくことが為されていくでしょう。
「心」と「世界」の関係については、『倭姫命世記』『興禅護国論』『集義和書』『言志録』『言志後録』『百姓分量記』などが参考になります。
「心」と「思い」の関係については、『古事記』『唯一神道名法要集』『集義和書』『聖教要録』『語孟字義』『弁名』『言志四録』などが参考になります。
「心」と「身」の関係については、『正法眼蔵』『花鏡』『神道伝授』『不動智神妙録』『盤珪禅師語録』『大和俗訓』『絅斉先生敬斉箴講義』『洗心洞劄記』などが参考になります。
これらを簡単に知りたいなら、これで。
歌の「心」を知るには、『古今和歌集』『新古今和歌集』『近代秀歌』『毎月抄』『さゞめこと』『発心集』『歌意考』『石上私淑言』などが参考になるでしょう。
一方、「心」の歌を知りたければ、『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』『山家集』『一遍上人語録』『不動智神妙録』などによい歌があります。
それらを簡単に知りたいなら、これをどうぞ。
日本の「心」の「正直」について知りたいなら、『神皇正統記』『豊葦原神風和記』『都鄙問答』『不動智神妙録』などが参考になるでしょう。
「心」の「誠」について知りたいなら、『集義和書』『聖教要録』『語孟字義』『大和俗訓』『弁名』『道二翁道話』『二宮翁夜話』『氷川清話』『南洲翁遺訓』などが参考になるでしょう。
「真心」なら『国意考』『玉勝間』とか。
簡単に知りたいなら、これで。
日本の「心」、特に「清明心」を知りたいなら、『日本書紀』『続日本紀』『神道大意』などが参考になります。
「自力」と「他力」を知りたいなら、『浄土宗略抄』『高僧和讃』『教行信証』『一遍上人語録』などが参考になります。
面倒ならこれでお手軽に知ることができます。
イワン・カラマーゾフ「僕をからかったんだよ! しかもそれはね、なかなかうまいんだ。『良心! 良心ってなんだ? そんなものは、僕が自分で造りだしてるんじゃないか。なぜ僕は苦しむんだろう? つまり習慣のためだ、七千年以来の全人類的習慣のためだ。そんなものを棄ててしまって、我々は神になろうじゃないか』――それはあいつがいったんだ。それはあいつがいったんだ!」
日本の「罰」の観念を知りたい場合は、
『万葉集』『延喜式』『古事記伝』『十七条憲法』『律令』『御成敗式目(貞永式目)』『武家諸法度』『発心集』『十訓抄』『三河物語』『集義和書』『都鄙問答』『温知政要』『言志四録』などを読むと良いでしょう。
面倒ならこれでお手軽に。
もし一度でも「こんな世界滅んでしまえ」と思ったことがある人なら、この本が救いになるかもしれません。
そんな物騒なことを思ったことはないという幸せな人は、読む必要はないでしょう。
日本の「恥」の観念を知りたい場合は、
『源氏物語』『十訓抄』『徒然草』『閑吟集』『宗旦伝授聞書』『孝経啓蒙』『集義和書』『好色一代女』『国性爺合戦』『(室鳩巣の)書簡』『学則』『言志四録』『百姓分量記』『発心集』『梅尾明恵上人遺訓』『正法眼蔵』『正法眼蔵随聞記』『盲安杖』『将門記』『陸奥話記』『平治物語』『平家物語』『太平記』『甲陽軍艦』『三河物語』『武道初心集』『丹波与作待夜の小室節』『葉隠』『迂言』『壬辰封事』『講孟余話』『啓発録』などを読むと良いでしょう。
面倒ならこれでお手軽に。
倫理における世界の境界では、心のあり方によって境界が生まれます。
倫理における「この世界」は、世界は我が世界であるということになります。「その世界」は、世界は我々の世界であるということになります。「あの世界」は、世界は誰の世界でもないということになります。
「遊び」という簡単なようで実は難しい概念を理解するには、
『古事記』『日本書紀』『古今和歌集』『菅家遺誡』『おもろさうし』『神楽歌』『梁塵秘抄口伝集』『顕戒論』『秘蔵宝鑰』『発心集』『教行信証』『正法眼蔵』『一遍聖絵』『華厳法界義鏡』
『十訓抄』『新古今和歌集』『続古今和歌集』『梁塵秘抄』『日本道にの巻(西鶴独吟百韻自註絵巻)』『集義和書』『言志四録』『旅寝論』『俳諧十論』『鶉衣』『おらが春』『町人囊』『経世秘策』『玲瓏集』『三冊子』などを読むのが良いでしょう。
それが大変なら、これを読むと良いでしょう。
時間における世界の境界では、時間のとらえ方によって境界が生まれます。
時間は、現在・過去・未来の三区分によって捉えられます。その三区分についても、それを過去から現在を経て未来へと続く流れとして考える場合と、今を起点として現在・過去・未来という三分類を考える場合があります。
「不易流行」という言葉を聞いたことがあると思います。
その詳細を知りたければ、『奥の細道』『常盤屋句合』『三聖図賛』『去来抄』『三冊子』『答許子問難弁』などを読むとよいでしょう。
手っ取り早く知りたいなら、これを読むとよいでしょう。
認識という概念から世界を考えるとどうなるでしょうか?
「事実」と「現実可能性」と「想像可能性」と「不可知」の領域から、認識の世界の図を描くことができるでしょう。
日本版のTPOである「時処位」を知るには、中江藤樹の『翁問答』と熊沢蕃山の『集義和書』の二冊を読めば十分です。簡単ですよね?
簡単かもしれないけど面倒だという人は、これだけ読めばばっちりです。
存在という概念から世界を考えるとどうなるでしょうか?
存在における「この世界」は、私の世界(第一人称の世界)となり、存在における「その世界」はあなたの世界(第二人称の世界)となり、存在における「あの世界」は第三者の世界(第三人称の世界)となります。
「序破急」について知りたいなら、『筑波問答』『風姿花伝』『花鏡』『拾玉得花』『さゞめこと』を読んでみましょう。
これくらいなら、何とかなりそうですよね?
えっ? 無理?
なら、手っ取り早くこれを読みましょう。簡単です。
世界とは、いったい何でしょうか?
哲学の主なテーマとして、存在論、認識論、時間論、倫理論などがあります。この哲学の主要テーマを活用して、世界の構造を明らかにすることができるかもしれません。
「わび」と「さび」は、なかなかに難しい概念です。
これらの構造を理解するためには、例えば、『万葉集』『古今和歌集』『拾遺和歌集』『詞花和歌集』『伊勢物語』『宇津保物語』『松風』『紹鴎侘の文』『紹鴎門弟への法度』『分類草人木』『長闇堂記』『山上宗二記』『南方録』『禅茶録』『奥の細道』『武蔵曲』『冬の日』『三冊子』『北条重時家訓』『禅と日本文化』『広田社歌合』『住吉社歌合』『御裳濯河歌合』『聞書残集』『拾玉集』『新続古今和歌集』『花鏡』『花伝書(八帖花伝書)』『宗閑公自筆案詞』『源流茶話』『さゞめこと』『心敬僧都庭訓』『所々返答』『百首和歌』『白髪集』『去来抄』『俳諧雅楽抄』『俳諧問答』『雪の薄』などを読んで整理する必要があります。
それは面倒だというなら、これを読めば良いのです。