独特の世界

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 佐伯啓思さんの『西田幾多郎 無私の思想と日本人』を参考にし、無の思想について考えていたりします。面白いアイディアとかも出たけど、自分以外の人はまったく分からないであろうものになっていく。困ったなぁ。

 哲学とかって、突き詰めていくと、ドンドンとついてこられる人が減っていくのかもしれない・・・。でも、そういった深い世界に沈み込んでいくのは楽しくもあるのです。

 一週間くらい休みがあるなら、ひたすら西田幾多郎に関係する本を読んで、その哲学について論じてみたりしたい。けれども、そんな休みはないので、できないのでした。

 西田幾多郎って、その世界を理解すればするほど、化け物としか思えなくなってくるなぁ。「ウィトゲンシュタイン」対「西田幾多郎」とか考えると、わくわくする。ポイントは、私的言語が可能か不可能かなどだな。

 おそらく、ごく一部の人はワクワクするテーマだけど、大多数の人には理解もされず、興味ももたれないテーマですね。まあ、そういった狭い世界は、趣味として楽しむのです。



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