アニメ全三部作の最終章です。過去の感想は↓です。
読み返してみると、決戦機動増殖都市はかなり辛らつな感想になっていますね(笑)。最終章は、かなり持ち直したような気がします。個人的には面白かったです。ただし、あくまで私の個人的な嗜虐にあっていたということで、一般受けはしないでしょうね...。お勧めはしないです。あくまで私的には面白かったということで。
ある種の哲学問答になっていて、学問的に言えば、ヘーゲル的な弁証法とキルケゴール的な実存との対決といった見方が成り立つかもしれません。ネタバレになりますが、良かったところはヒロインのユウコがきちんと死んだところですかね。最後にご都合的に復活すると思っていたので、きちんと再生不能から死までを描写したのは評価したいです。また、最終章でやっとフツワのマイナとミアナの存在意義が出てきましたね。最後の展開はけっこう好きです。
というわけで、最終章まで見ると悪くなかったという評価なのですが、やっぱり他人に勧められる作品ではないです。好みが分かれる作品だと思います。
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